ご存知でしたか?日本一の海外イベントリスト

 気がつくとイベントグローブは国内最大数の海外イベントを収録するカレンダーとなっていました。日本語で海外イベントを紹介するプラットフォームは現在イベントグローブとJETROのJ-messeくらいなので、実質的には世界最大の海外イベントリストになりました。

開始当初は300件、でもライバルはJETRO

 イベントグローブを始めるにあたり、無謀ですがJETROが提供しているJ-messeを超えるものを作りたいと考えていました。当時手元にあったのは、独自に集めた海外イベントのリストが約300件。これを当社のサイトにGoogleカレンダーで共有したのが始まりです。まだイベントの概要や登壇者情報は掲載せず、単にイベント名と開催時期を公開していた訳ですが、周りからの要望に応えて登壇者情報や関連製品を取り込み、現在の基礎となるwww.eventglobe.netをオープンしたのが2018年の夏でした。

 対してJ-messeには国内外から多くの情報が集まり、様々な産業の4,000を超えるイベントが紹介されているので、これを超えることがイベントグローブに課された使命と考えてきました。本当に無謀な挑戦だったと思います。

JETROに追いついた時

 実はどのタイミングでJ-messeの収録数を追い抜いたのかは記録に残っていません

 ただまっしぐらに収録数4,000件超えを目指していたのですが、実はJ-messeで掲載されるイベントは、主催者が任意に産業カテゴリーを複数付与しているので実際のユニークなイベント数で考えた場合、それ程多くないことに気づいていました。もちろんイベントグローブでも複数カテゴリーでの掲載はあるのですが、平均して1イベントにつき1.3カテゴリーなので、J-messeの2.6カテゴリーほどは多くなっていません。

 先日確認してみると、J-messeに掲載されているイベントを開催地別リストでカウント(=ユニークなイベントの実数)したところ総数が1,606件(4/20現在)で、そのうち日本国内開催のイベントが329件でした。

 対してイベントグローブは、原則海外開催のみで2,300ページを超えるイベントページがあり、さらに同一カテゴリーのイベントを同一期間に同じ会場で開催する場合は単一ページにまとめて紹介しているので、実際に紹介しているイベント数(ユニーク数)は2,900件を超えています。

 純粋に国外で開催されるイベントで比較した場合、イベントグローブは既にJ-messeの2倍以上のイベントを掲載しています。

ユーザーの求める情報を提供したい

 収録件数はともかく、ユーザーがイベントを探しやすくすることを第一に考えたサービス設計に注力しています。

 海外で開催されているイベントを検索するとき、イベントの名前をby nameで知らない限りは情報に到達することは容易では有りません。

 そこで、それぞれのイベントを適切なカテゴリー分けをすること、そして関連するサービスや製品をタグ付けすることにより、ユーザーが捜す情報に到達しやすい仕組みを導入しました。安易にカテゴリーを増やさず、関連製品タグを付加することにより、検索の選択肢を拡げています。

 J-messeも日本の産業統計に合わせたカテゴリータグ付けがされていますが、基本漢字で書かれたカテゴリーが多いのが特徴です。

EventGlobeとJ-messeのカテゴリー分類比較

 イベントグローブでは、現在イベントを41カテゴリーに分類して登録しています。この分類は、以前の職場で使用している製品・サービス分類をベースに独自開発しています。

 J-messeでは、各イベントを産業統計に合わせた73カテゴリーに分類し、主催者の申請に合わせて複数のカテゴリーを登録していますが、この分類法は日進月歩の様々なテクノロジー分野の進化に合わせるのは難しいのではないかと考えています。

 タグ付けの他にも、産業カテゴリー別に関連するイベントのリンクをレコメンデーションとして掲載するなどして、ユーザーが必要とする情報へ到達できるように様々な仕組みを導入しています。

 まだまだ収録しきれない、イベントは無限にありますし機能性等についても改善の必要はありますが、これからもイベントグローブは成長し続けます。次は登録イベント実数で世界一を目指していきたいと思いますので、引き続きご利用ください!


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