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2020年上半期、最も注目を集めた記事は?
2020年の上半期は、COVID-19の世界的流行という未曾有の事態が世界の人の移動を制限しカンファレンス業界にも大きな影響を与えました。
確実な治療法が確立されないなか当面は移動の制限は伴いますが、中期的なグローバルにおけるビジネスのプラットフォームとしてのカンファレンス/展示会の意味合いに変わりはなく、企業は着々と次のステップに向けた調査を進めているようです。
イベントグローブでは、そんな企業の関心を閲読記事のランキングでまとめました。
御三家に加えてGTC、GDCがトップ5入り
2020年上期(1〜6月)記事別アクセスランキング
近年におけるグローバルカンファレンスの御三家とも言える、MWC Barcelona、SXSW、CESが上位に揃っていますが、AIや画像処理テクノロジーを提供するNVIDIAが主催するGPU Technology Conference(GTC)やGame Developers Conference(GDC)も上位に入っています。
四半期別ではサマリーやコラム記事へのアクセスが伸びる
四半期単位でアクセスランキングをみた場合に見えてくる傾向として、3月以降の大幅なイベントのスケジュールの変更を受け、コラムにもアクセスが増加しています。
このアクセスの傾向からは、企業が今後どのように海外イベントを活用してオフラインマーケティングを進めていくかの戦略が見えてくるのではないでしょうか?
上半期の月別ランキングに見る情報ニーズの変化
記事のアクセスランキングを月別に見てみましょう。
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3月に入り本格的に開催延期が告知され、月別のアクセスランキングの上位にコラム記事が入ってきています。
3月のトップは、イベントの延期・中止情報ページ。そしてイベントページに関しては、従来の直近開催のものではなく9月以降のイベントにアクセスが集中しています。
4月以降は本格的に各所でイベントの延期・中止の発表が増え、同時期に2020年年初までに開催されたイベントページや、イベントオーガナイザーによるCOVID-19への対応など、今後を見据えたコンテンツへのアクセスが上昇しています。
特に6月に入ってからは、各オーガナイザーによるオンラインイベントへの対応が進んでおり、企業も今後を見据えてオンラインにシフトしたイベントの情報収集活動が始まっているようです。
まだまだ今後の見通しは楽観的ではありませんが、企業のオフライン活動への準備は確実に進んでいます。イベントグローブでは、今後も企業の情報ソースとしてのグローバルカンファレンスの情報をお届けします。