Webサイトスコアで、マーケティング効果の分析

 イベントグローブは国内でも最大数の海外イベントを紹介しています。月間1000ページ以上の海外イベントサイトの分析から、それぞれのWebサイトがユーザーが必要とする情報を提供しているのか?イベントのマーケティングツールとして機能しているのか?をまとめて、スコアリングし、イベントグローブのページに掲載しています。

 イベントサイトが主催者にとって最良のマーケティングになっているかを分析しサイトユーザーの途中離脱を避けるためのヒント提供するとともに、イベントに参加する方々にとっても、そのイベントサイトが、どの程度の情報を提供しているかを知るためのヒントとなります。

Webサイトスコアの考え方

 イベントサイトとしてのマーケティング機能を評価してスコアリングしています。イベントグローブが考えるイベントサイトの最重要4項目について10点満点で評価し、課題がある場合には減点しています。ています。本スコアリングは、イベントのコンテンツや運営には一切関係なく、マーケティングプラットフォームとしてのイベントWebサイトの機能を評価するものですのでご留意ください。

イベントサイトの主機能:

  1. イベントを理解するための基本情報
    ・開催日時
    ・会場
    ・概要
    ・参加者プロファイル
    ・協賛や出展社などの関連製品情報
  2. 参加を決定づけるための情報
    ・参加費用
    ・カンファレンス登壇者
    ・カンファレンスのテーマやアジェンダ
    ・参加者のデモグラフィーや開催レポート
    ・主催者コンタクト
  3. マーケティングサイトとしての機能コンテンツ
    ・動画コンテンツ
    ・開催レポート
    ・開催期間以外のコンテンツ提供
    ・マーケティングコンテンツ閲覧時の営業行為
    ・出展社/協賛社に向けた情報
  4. 真摯性(ユーザーを欺かない)
    ・アジェンダ/レポート等の自由閲覧
    ・サイトURLの持続性
    ・イベント名の継続性
    ・不適切なリダイレクト
    ・外部イベントプラットフォームへの依存

 イベントを広く告知し、来場者、出展社を誘致するための要素としての1、2の項目に加え、年間を通じてオーディエンスを囲い込むための3の要素がマーケティングの基礎となりますが、それに加えてSEOやユーザーフレンドリーと言った観点から4の真摯性を評価基準としています。

 イベントの開催6ヶ月前を目処に、基本情報が揃っているかを調査しスコアリングします。主要イベントのサイトは、年間を通じてマーケティングプラットフォームとして機能していますが、毎回更新が遅れるようなサイトもありますので、スコアリングの参考とします。

 主要なイベントは年一回ということもあり、開催までの数ヶ月の期間を除くとコンテンツを更新しないばかりか、なかにはサイトから情報を削除してしまうケースも散見されます。マーケティングという観点からみれば、同一のURL上で会期中以外にもユーザーが必要とするコンテンツ(開催後レポート等)を提供することにより、ユーザーを囲い込み、さらにはSEOが有効に機能し、サーチエンジンでの検索結果にもポジティブな効果が期待できます。

 



視察、出張、出展、イベントのお悩み何でもご相談ください!